衆議院解散で事実上の選挙戦スタート 解散から投開票日まで18日間しかない「超短期決戦」 県内の立候補予定者は臨戦態勢に 《新潟》
衆議院が解散し、事実上の選挙戦がスタートしました。
10月15日公示、27日投開票の日程で行われ、解散から投開票日まで18日間しかない「超短期決戦」となります。
解散に先立って行われたのは党首討論……。
〈立憲民主党・野田代表〉
「総理は29歳のときに衆議院議員に当選されました。私は29歳のときに県議会議員になりました。キャリアとしてのスタートは同じ年齢です」
穏やかに始まった論戦は政治とカネをめぐる問題をめぐって次第に熱を帯びます。
〈石破首相〉
「何らかの不正が行われ代表のお言葉を借りれば、いわゆる“裏金化”をして誰かが利益を得たということは一切ございません」
〈立憲民主党・野田代表〉
「やはりトップを変えただけでは政治は変わらない。政権交代こそ最大の政治改革だと思いました」
そして……。
「バンザイ」
午後4時すぎ、衆議院が解散。 事実上の選挙戦がスタートしました。
早期解散に踏み切った石破総理。
裏金事件で党に逆風が吹く中での選挙戦となります。
対する野党。
自公を過半数割れに追い込むには野党連携の行方が焦点となります。
県内の立候補予定者たちはすでに臨戦態勢です。
<自民・塚田一郎 前衆院議員>
「いよいよかという思いです。本当に超短期決戦ということになりますので、気を引き締めてしっかりと市民県民の皆様に自民党公明党の連立政権、そして私自身の考え方をお伝えしていきたいと思います」
<立憲・梅谷守 前衆院議員>
「改めて気引き締めて再びこの議場に戻る。その強い決意を新たにしています」
自民党の公認から外れた細田さんは解散直後……
<自民・細田健一 前衆院議員>
「確かに地元への説明をよりしっかりとやっておくべきだったと反省はありますね」
Q)解散当日の決定になったタイミングについては?
「正直勘弁してほしいと思う。正直いい加減にしろという気持ちはありますけども」
<立憲・菊田真紀子 前衆院議員>
「細田さんこれからどうされるかわかりませんが、無所属で出るとすればより一層の危機感を持って死に物狂いで戦ってくるでしょうから私自身も十分に引き締めて一寸の緩みなく選挙戦、戦わなきゃいけないと思っています」
<立憲・西村智奈美 前衆院議員>
「本当はもっと議論したかった質問したいこともたくさんあったですのでこんな短期解散になったのはとても残念」
「必ず新潟1区で1票でも勝たせていただいて皆さんのための仕事をさせていただきたいそのことを訴えて頑張っていきます」
事実上、火ぶたが切られた与野党の戦い。県内でも激しい選挙戦が予想されます。