深夜の工事現場で351万円相当の電力ケーブルを盗んだか ベトナム国籍で29歳の男を窃盗の疑いで逮捕 《新潟》
27日午後2時頃、窃盗の疑いで住居不定のベトナム国籍の男(29)が逮捕されました。
警察によりますと、男はことし4月1日から2日までの間、山口県山口市内の新築の建物を建てる工事現場に深夜に侵入し、時価合計351万円5700円相当の電力ケーブルなど33点を盗んだ疑いがもたれています。
被害にあった工事業者から山口県警に被害届が出され事件が発覚。その後の捜査で、新潟県警と広島県警、山口県警の合同捜査班が男を逮捕しました。
電力ケーブルは屋外に放置されていて、施錠などはされていなかったということです。
ベトナム国籍の男はこれまで、ことし9月に無免許運転をした疑いで逮捕されていて、10月には新潟市中央区のマンション新築工事現場に侵入し308万1836円相当の電力ケーブルを盗んだ疑いで、窃盗や建造物侵入の疑いでも逮捕されていました。
男は警察の調べに対し「盗みをしたことで間違いありません」と容疑を認めています。
ベトナム国籍のグループによる窃盗事件は全国で多発していて、今回被害のあった工事現場に残された足跡などから、警察は複数人での犯行とみて詳しく調べています。