JR東日本によりますと6日午前11時30分頃から運転見合わせが続いていた東北・上越・北陸新幹線は、午後2時34分ころ、運転再開したと発表しました。運転は再開しましたが、遅れや運休が出ているということです。

6日午前11時30分頃、東北新幹線はやぶさ・こまち21号が上野～大宮駅間で連結している車両が自動的にブレーキが動作し分離して停車しました。停車したのは在来線の西日暮里駅の付近でした。

東北新幹線は上野〜大宮駅間での車両点検の影響で、東京〜新青森駅間の上下線で運転を見合わせていました。10両編成の「はやぶさ21号」には441人、7両編成の「こまち21号」には201人の乗客がいましたが車内の空調は正常に動作していて、体調不良やけがをした人はいませんでした。

その後、車両点検の終了後、午後2時23分に「こまち21号」が大宮駅まで運転を開始。「はやぶさ21号」についてが準備ができしだい大宮駅まで運転するということです。乗客が乗った状態で大宮駅まで運転し、大宮駅で降車案内をし後続列車への乗車を案内するとしています。（午後2時23分時点）

この影響で東北新幹線（東京～新青森）のほか、上越新幹線（東京～新潟）・北陸新幹線（東京～長野）の上下線で一時運転を見合わせました。

いずれも午後2時半すぎに運転を再開しています。一部区間で運転見合わせなどが行われていた秋田・山形新幹線も運転再開しているということです。

JR新潟駅では、この影響で移動できず新幹線を待つ人たちが駅構内で留まっていました。