互いに甲子園初出場をかけた負けられない戦い。夏の高校野球・県大会は７月２６日に決勝が行われ、新潟産業大学附属が甲子園への切符をつかみました。

決勝は、どちらも勝てば初優勝となる帝京長岡と新潟産業大学附属の対戦です。

■１回表
帝京長岡はプロ注目の茨木佑太が先発。
初回から１４１キロをマークし３人で抑えます。

■２回表
しかし２回表、ランナー３塁で…
三塁打で先制点を奪われると次の打者にもヒットを打たれ、この回、２点を奪われます。

■５回表
新潟産業大学附属の攻撃は止まらず５回、川口のヒットなどで２点を追加。４－０とリードを広げます。

■７回表
第１シードで北信越王者として負けられない帝京長岡は１点を返し、迎えた７回。代打・窪田がレフト前ヒット！

その後、フォアボールが続き、押し出しで１点を追加。２点差としてなおも２アウト満塁。

同点、逆転のチャンスで３番・渡邉！
球場中が打球の行方を見つめますが、大きく上がった打球はセンターに…


新潟産業大学附属はその後も得点を許さず４－２で勝利。
ノーシードから、新潟明訓、日本文理、中越など強豪校を撃破して悲願の甲子園初出場を決めました。

〈新潟産大附属　平野翔太主将〉
「新潟にもすごい選手がたくさんいたので、その選手の分も自分たちがしっかり甲子園で戦って、新潟もすごいなと言わせたい」

〈新潟産大附属　吉野公浩監督〉
「ドラマティックな試合をして勝って柏崎から甲子園へ（と言った）有言実行してくれて選手たちは素晴らしいです」

夏の高校野球・全国大会は８月７日から開催されます。