80代の夫と連絡がとれず 夫婦が経営の工場兼事務所を全焼した火事 焼け跡から1人の遺体 《新潟》
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23日午前11時30分ごろ、燕市大関の工場で火事があり、焼け跡から性別、年齢不詳の1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、火事があったのは燕市大関のキッチン用品のトングなどを製造する会社ミズノで、木造瓦ぶき平屋建ての工場兼事務所、578.46平方メートルが全焼しました。
この火事で隣接する倉庫や、ほかの事業所2棟の合わせて3棟に延焼し、建物の一部が焼損しました。
この会社は夫婦2人で経営していて、80代の夫と連絡がとれていません。
警察は遺体の身元を調べていますが、連絡のとれていない夫の可能性があるとみて捜査しています。
消防によりますと、燕市大関付近で工場の近くを通りかかった人から「黒煙と炎が確認できます」との通報があり、現場に消防車と救急車合わせて11台が出動。午後2時前に鎮火しました。
出火当時、工場が稼動していたかどうかは分かっていませんが、妻は出勤していなかったということです。
警察が詳しい状況について捜査しています。