【インフルエンザ“流行期”】上越では注意報レベル超える 県内は新型コロナも増加 《新潟》
県内ではインフルエンザが流行期に入っていますが、県全体で注意報のレベルに迫っているとして注意を呼び掛けています。
県が発表した感染症情報によると直近1週間(12月2日~12月8日)の1定点医療機関あたりの患者数はインフルエンザでは6.14人で前週の3.16人から約2倍に増えました。
県内では上越保健所管内で14人となっていて、注意報の基準である10人を超えています。
また新潟市保健所管内では、9.64人で注意報レベルに迫っています。
県内複数の児童福祉施設で集団感染が確認されています。
また新型コロナウイルスは3.86人で前週の3.16人から増加しました。県内では12の老人福祉施設や児童福祉施設などで集団感染が発生しているということです。
県はインフルエンザも新型コロナも症状のある時は外出を控える、マスク着用など基本的な感染対策をとるよう呼び掛けています。
全国的に流行しているマイコプラズマ肺炎は、1定点医療機関あたり1.62人で前週の2.31人から減少しましたが、県内でも例年にない感染状況が続いているとして周囲の流行状況に注意してほしいとしています。