警報レベルに迫る インフルエンザは前週の2倍以上に 「年末年始は基本的な感染対策を」県が呼びかけ 《新潟》
県内でインフルエンザの感染が拡大しています。
県が発表した感染症情報によると直近1週間(12月16日~12月22日)の1定点医療機関あたりの患者数はインフルエンザで24.39人となり前週の10.34人と比べ2.36倍となっています。
県は12月19日にインフルエンザの患者数が国の基準の「10」を超えたとして県内全域に「注意報」を発令しています。
定点あたりの患者数が国の基準の10を超えると「注意報」、30を超えると「警報」が発令されます。
保健所管内別では上越で45.88人となっていて、警報基準の30を超えました。
また三条で27.75人、新潟市で26.60人など警報基準に迫っています。
県内の児童福祉施設や老人福祉施設合わせて19施設で集団感染が確認されています。
また新型コロナウイルスも直近1週間の定点あたり患者数は6.95人で前週の5.02人から増加しています。
県は年末年始に帰省や旅行などで人の動きが増加するとして、人混みを避けマスク着用や、症状のある時は外出を控えるなど基本的な感染対策をとるよう呼び掛けています。
また年末年始の期間中、開院している医療機関が限られるとして、夜間に救急車を呼ぶかどうかなど迷ったときは電話相談や救急アプリなどの活用を呼び掛けています。
【電話相談】
・15歳以上の場合 #7119(または025-284-7119)
・15歳未満の場合 #8000(または025-288-2525)
【AI救急相談アプリ】
急な病気やケガの際、LINEで救急相談を受け付けています。
(利用する場合は、「AI救急相談アプリ」をLINE友だち追加)