別府ロープウェイで防災訓練 ゴンドラが地上35mの高さで緊急停止した想定 大分
利用客が増える年末年始を前に別府ロープウェイで地震や火災を想定した防災訓練が行われました。
この訓練は大分県別府市にある別府ロープウェイと消防などが毎年この時期に合同で行っているもので、10日はおよそ60人が参加しました。
訓練は日向灘を震源とする地震が発生し、建物で火災が起きたほか、緊急停止したゴンドラに乗客が取り残されたという想定で行われました。
参加者は地上35メートルの高さで停止したゴンドラの中からロープなどを使って乗客を救助する手順を確認していました。
鶴見岳で霧氷や初日の出を見ようと、毎年、年末年始には多くの客が利用するということで、別府ロープウェイでは2025年の正月3が日には1万人ほどの人出を見込んでいるということです。
別府ロープウェイは「今後も定期的に訓練を重ねていきたい」と話しています。
最終更新日:2024年12月10日 18:48