大分ガスの顧客情報を管理する委託先が不正アクセスされ、当時の全顧客およそ11万件の個人情報が外部に流出した恐れがあることがわかりました。

大分ガスによりますと、2024年6月、顧客情報の管理を委託している東京の会社のサーバーが外部から不正アクセスを受けたことが確認されました。

この不正アクセスにより、当時のすべての顧客の名前や住所、ガスの使用量などの個人情報あわせて11万件が流出した恐れがあるということです。

この中には電話番号や銀行口座などの情報は含まれておらず、これまでの調査では二次被害は確認されていないとしています。

こうした事態を受けて大分ガスは 顧客に対して説明や謝罪する文書を発送しています。

大分ガスは「多大なご迷惑、ご心配をおかけしておわびする。再発防止に取り組む」などとコメントしています。