ホーバークラフト船長など7人書類送検 知事「コンプライアンス順守を」運航会社は4日記者会見へ
ホーバークラフトの訓練中に起きた事故を国に報告せず船長など7人が書類送検されたことについて、佐藤知事は「コンプライアンスを確保して事業にあたってほしい」と述べました。
◆佐藤知事
「(運航会社は)何より安全確保を第一に、法令をしっかり順守してコンプライアンスをしっかり確保して事業にあたってもらいたいと考えています」
ホーバークラフトを巡っては2024年3月、2番船「Banri」が訓練中に接触事故を起こしました。
しかし、船長2人は法律で義務付けられている国土交通大臣への報告を行わず、従業員5人も航海日誌への記録を怠っていたとして11月27日付であわせて7人が書類送検されました。
3日、開かれた定例会見で佐藤知事は、別府湾の周遊事業や今後予定されている定期運航への影響について「九州運輸局長の判断に委ねられる。県としてはその判断を見守りたい」と述べました。
運航会社は4日記者会見を開く予定です。
最終更新日:2024年12月3日 18:34