水害を防ぐ「田んぼダム」導入進む 10年間で大分県内3000ヘクタールを目標
大雨による水害を防ごうと、大分県内では「田んぼダム」の導入が進められています。
「田んぼダム」は水田の水を貯める機能を利用して、雨水の川への流れ込みを減らし、水害を防ごうとする取り組みです。
水路に専用の板を設置するだけで行える低コストの対策として期待されています。
この「田んぼダム」推進に向けた会議が、30日大分市で開かれ、今後10年間で県内3000ヘクタールの水田に導入していく目標などを確認していました。
また、会議では田んぼダムを導入した佐伯市の地区の代表者が節水の効果もあったなどの事例を報告していました。