上田市のキノコ生産工場で火事 通報から21時間以上消火に至らず
29日夜、上田市にあるキノコの生産工場で火事があり、現在も消火活動が続いています。けが人はいないということです。
CTV・上薗カメラマン
「昨夜の火事から18時間経過していますが、消火活動が続けられています。
まだ広範囲にわたって、赤い炎が見られます」
火事があったのは上田市塩川にあるホクトの「上田第一きのこセンター」です。
29日午後8時半ごろ、警備会社から警察に異常を知らせる通報があり、警察が現場に出動したところ、火が出ていることがわかりました。
通報から21時間以上経った現在も消火には至っていません。
現場はJR上田駅から南東におよそ9キロ。工業団地の一角ですが、消防によりますと延焼の危険はないということです。
ホクトによりますと火が出た建物はブナシメジの包装などを行う「作業棟」で、鉄骨造りの2階建てです。
当時、終業後で従業員はおらず、けが人は確認されていないということです。
このセンターでは1日10トンのブナシメジを出荷していて、当面の間、全国の他のセンターで増産をして出荷に影響が出ないようにする方針です。