農家の高齢化 遊休農地の解消を!トウガラシの試験栽培 手を掛けずに栽培可能
遊休農地を解消しようと、岡谷市では、トウガラシの試験栽培が行われています。
ビニールハウスに敷き詰められたのは、真っ赤なトウガラシ。岡谷市長地ではトウガラシのもぎ取り作業が行われていました。
「奥さんの漬物の中にポンって入れておいたらいいじゃん!」
岡谷市では農家の高齢化などにより昨年度の遊休農地は16.9ヘクタールで前の年度から5.1ヘクタール増えています。遊休農地の解消を目的に今年度から3年計画でトウガラシの試験栽培を行っています。
17日は、市の農業委員のメンバーら8人がトウガラシを株から一つ一つ丁寧にもぎ取っていました。
岡谷市農業委員会 黒渕浩人さん
「5月に植えてから、手を掛けずに収穫まで来ておりますので、作りやすさがいいのではないかと思っております」
乾燥させたトウガラシは、1月上旬に出荷する予定です。