生活困窮者を対象に5000円のガソリン券配布 物価高に対応 2月下旬から希望者の受付始める予定 県の補正予算案
1月17日の臨時県議会を前に物価高対策などを柱にした810億円余りの補正予算案がまとまりました。生活困窮者を対象にしたガソリン券の配布も盛り込まれています。
県の1月補正予算案は、長期化する物価高に対応しようと組まれたもので、一般会計で総額「810億円余り」となっています。
このうち生活困窮者への緊急支援として1億7000万円余りが盛り込まれました。
高騰するガソリン価格。1月6日時点の県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は190.7円で全国最高値が続いています。
これを受けて県は、年収200万円未満の世帯などを対象に希望する世帯に5000円のガソリン券を配布することにしています。2月下旬から希望者の受付を始める予定です。
阿部守一知事
「これまで講じていなかった措置全国的に見ても特色ある。あくまで一時的。時限的な対応なので要因を把握して、そのうえで(さらなる)対策対応を行っていきたい」
補正予算案は1月17日の臨時県議会に提出されます。