小学生が考案「アロニア大福」地元食材でデザート 学校給食でも提供へ 岩手
盛岡市の小学生が地元の食材を使ったデザートを考案し、試食会が開かれました。来週、給食に提供されます。
岩手県産のもち米を使った生地に、盛岡産のアロニアとはちみつを練り込んだクリーム大福。アロニアの酸っぱさの中に、はちみつの甘さをほんのりと感じることができます。その大福の名は・・・
児童 「アロニア大福~」
この大福は、地元の食材への理解を深める活動の一環で行われ、盛岡市立仙北小学校の給食委員会の5、6年生の児童28人が考えました。大福を作るため、アロニアについて学び、釜石市の製菓店とともに作り上げました。
ことし6月には試作品を食べ、甘くなりすぎないようにクリームを抑えたり、紙皿にくっつかないようにするなど意見を出し合い、改良を重ねました。
この日は、完成した大福を試食。その味は。
男の子 「はちみつの味がちょっとしてうまい」
女の子 「アロニアの味がすごく感じる。自分たちで考えたメニューや入れてほしい食材を入れて作ってくれるのがとても光栄」
児童が考えたこの大福は、11月19日の仙北小学校の給食で提供されます。また、来年1月以降に盛岡市内の他の学校の給食でも提供される予定です。