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大船渡市職員3人を懲戒処分 契約事務放置と職務怠慢 予算管理怠るなど 岩手・大船渡市

2024年7月24日 18:57
大船渡市職員3人を懲戒処分 契約事務放置と職務怠慢 予算管理怠るなど 岩手・大船渡市

 岩手県の大船渡市は24日、臨時の記者会見を開き、予算の管理を怠るなどした市職員3人の懲戒処分を公表しました。

 このうち、50代の係長級の職員は、2022年度と2023年度の道路関連事業で、国から本来、およそ8億1000万円が交付されるところ、確認せずに事務作業を行い、およそ7億5000万円と少なく申請していました。

 県からの問い合わせで発覚し、不足分のおよそ5700万円は一般財源から補てんされて予定通り完了しています。

 この職員は今月8日付けで、減給10分の1、5か月の懲戒処分を受けました。

 このほか、契約事務の放置や職務の怠慢などで50代の課長補佐級の職員2人も同じ8日付けで減給の懲戒処分を受けています。

 大船渡市の渕上清市長は、部長と課長に対し、業務内容、事務執行内容を的確に把握するよう訓示したほか、すべての職員に事務の再点検を指示しました。

    テレビ岩手のニュース