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【全国の都道府県庁では初】二酸化炭素を「食べる」自動販売機 岩手県庁に設置 地球温暖化防止 

2024年12月3日 16:26
【全国の都道府県庁では初】二酸化炭素を「食べる」自動販売機 岩手県庁に設置 地球温暖化防止 

 地球温暖化防止に向けて、二酸化炭素を「食べる」自動販売機が、全国の都道府県庁としては初めて岩手県庁に置かれました。

序幕「どうぞ!」

 自動販売機が置かれたのは、一般に開放されている県庁1階の県民室です。官公庁の福利厚生を管理する岩手県庁生協が、県の地球温暖化防止策をPRしようと企画しました。

 自販機の扉の裏にあるこちらの段ボール箱には、炭酸カルシウムの粉が入っていて、吸い込んだ空気から二酸化炭素を吸収して、外に吐き出します。

 自販機を動かすための電気を作るには、1年で300キロの二酸化炭素が生じるとされますが、その20%分、およそ60キロの二酸化炭素を吸収できるそうです。

ミチノク 住吉啓史社長
「脱炭素化・カーボンニュートラルに対する意識を、より多く持っていただけるような機会になればいいなと考えております」

「CO2、食べます!」

 この自動販売機は県内では9台目で、全国の都道府県庁としては初めての設置となります。

最終更新日:2024年12月3日 19:04
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