山形市でタラノメやウルイの目揃い会 去年の大雨や高温影響で全体的に小ぶり
山形県内の春の味覚が一足早く並びました。促成栽培されたタラノメやウルイなどの目揃い会が21日、山形市で開かれました。
この目揃い会はJA全農山形がハウス内で促成栽培された山菜の品質向上を目的に毎年開催しています。JAの担当者などおよそ40人が参加しました。
会場には、県内各地で栽培されたタラノメやウルイ、フキノトウがおよそ40パック並び、参加者たちは、パックのつめ方や山菜に傷がないかなどを出荷に備えたチェックを念入りに行っていました。
JA全農山形園芸販売課 城戸口 亮課長「生産者は雪国で、春の山菜を作っているので、消費者のみなさんに一足早い春を楽しんでいただけるような出荷をしていきたい」
JA全農山形によりますと今シーズンの山菜は去年7月の大雨や夏の高温などの影響により、全体的に小ぶりで出荷量は減少する見込みです。山菜の出荷は、2月中旬から最盛期を迎えるということです。
最終更新日:2025年1月21日 20:08