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北村山公立病院の医師や看護師らが被災地へ 避難所では感染症患者も増加傾向

2024年1月26日 17:11
北村山公立病院の医師や看護師らが被災地へ 避難所では感染症患者も増加傾向
能登半島地震の被災地で支援活動を行うため、山形県内の医師や看護師らが26日、東根市から現地に派遣されました。避難所では現在、インフルエンザなどの感染者が増加傾向にあるということです。

救護班として派遣されたのは、東根市の北村山公立病院の医師や看護師、日本赤十字社・県支部の職員合わせて9人です。26日午前、病院内で出発式が行われました。

出発号令「日赤北村山公立病院救護班総勢9名石川県能登半島地震被災者救援のためこれより出動いたします」

日赤の県支部から被災地に救護班として派遣されるのは今回で2度目です。これに先立ち第1班は1月12日に派遣され、3日間、石川県能登町の避難所を巡回し、被災者の診察などを行いました。救護班は現場へ向かう途中にも、壊れた建物や地割れなどを多数、確認しました。また、避難所では現在、新型コロナウイルスやインフルエンザの感染者も増加傾向にあり隔離されて過ごす被災者もいるということです。
出発した第2班は、避難者数が5000人を超える、石川県珠洲市に入り、被災者の診療などの支援活動を行う見込みです。

北村山公立病院 救護班長桑添 翔さん「いま冬で寒い時期で皆さんも疲れてきて、色々な心の状態にあると思う。復興を待っている被災者の皆さんに少しでも助けになるようなことが出来れば」

医療救護班は1月29日まで現地で活動に当たります。
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