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大雨で殉職した山形県警の警察官2人 最後の無線は交通規制求める内容 警察庁長官が明かす

2024年9月5日 16:53
大雨で殉職した山形県警の警察官2人 最後の無線は交通規制求める内容 警察庁長官が明かす

警察庁の露木康浩長官は4日、福島県で取材に応じ、ことし7月の記録的大雨で救助に向かい殉職した山形県警の警察官2人の最後の無線の内容を明かしました。内容は交通規制を求めるもので「2人は最後まで警察官だった」と追悼しました。

7月25日の記録的な大雨では救助要請を受けて現場に向かった警察官2人が山形県新庄市本合海で氾濫した川の濁流に流され死亡しました。

海警察庁の露木康浩長官は3日、警察官2人が亡くなった現場を視察し、黙とうを捧げました。

そして、露木長官は4日、福島県の東京電力福島第1原発を視察した後、記者団の取材に応じ、殉職した警察官2人が発した最後の無線の内容を明らかにしました。

露木康浩・警察庁長官「水に流されているパトカーの中から 彼らが発した声を聞いた。『まだまだ車が流入してきている。交通規制をしてほしい』という声が 最後の発信だったと聞いた。彼らは最後まで警察官だったと思う」

露木長官はまた、「警察官の安全を確保するため、装備や機材の整備が極めて重要だということを改めて実感した」と述べました。

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