去年8月の豪雨被害で区間運休が続くJR米坂線、被災前の路線を走る列車を撮影した写真展が飯豊町の運休中の駅舎でスタート
JR米坂線は去年8月の豪雨被害で区間運休が続いています。被災前の路線を走る列車を撮影した写真展が山形県飯豊町の運休中の駅舎で始まりました。
JR米坂線は去年8月の豪雨で被災し、今も山形県長井市の今泉駅と新潟県の坂町駅の区間で運休が続いています。
運休区間の羽前椿駅で開かれている写真展は、全線を疾走していた頃の列車の姿を通してその魅力を知って欲しいと駅を管理している飯豊町観光協会が主催しました。
駅舎には町内の写真愛好家斎藤徹さんが冬季間に撮影してきた列車の写真、あわせて10点が展示されています。
このうち小国町内で撮影された写真では、吹雪の中、列車が雪を巻き上げて走る姿を捉えています。
【ON】インタ15秒写真愛好家・斎藤徹さん
「(運休の続く現状は)代行バスはあるものの足をもがれたような感じ(米坂線の)光景はもちろんだが人の足となっていることを写真を見て実感してほしい」
この写真展は、JR羽前椿駅の待合室で当面、午前9時から午後6時まで開かれています。