台湾東部沖地震の被災者支援に役立てて 山形交響楽団が義援金を寄託
ことし4月に発生した台湾東部沖地震の被災者支援に役立ててもらおうと、山形交響楽団は25日、山形県日華親善協会に義援金を寄託しました。
山形交響楽団は、ことし10月に台湾出身のバイオリニストリチャード・リンさんとの演奏会を開催するに当たり、4月20日と21日の定期公演でことし4月に起きた台湾東部沖地震の義援金を募りました。2日間で観客から35万2158円が寄せられました。
25日は山形交響楽団の園部稔理事長らが山形商工会議所を訪れ、県日華親善協会の後藤完司会長に義援金の目録を手渡しました。
山形交響楽団・園部稔理事長「(台湾東部地震は)すごい被害が甚大だった。日本でも地震で大変な時期はあるが台湾のみなさんに頑張ってもらえるように少しでもこの募金がお役に立てると嬉しい」
寄託された後藤会長は「台湾は音楽の関心が高い。今後も台湾と音楽のつながりを増やしてほしい」などと話しました。義援金は台湾へ送られ、被災地支援に役立てられます。