「大きく元気に育ってね」児童がアマゴ稚魚を放流 卵から成長見守る 山梨・市川三郷町
市川三郷町の小学生が11日、卵から育てたアマゴの稚魚を地元の川に放流しました。
11月中旬、上野小学校の3年生のもとにやってきたアマゴの卵。この日から子どもたちのアマゴの観察が始まりました。
児童は
「卵に目があると思わなかった。初めて見たので面白いです」「がんばって育てたい」
その3日後、卵がかえりました。生まれたばかりの稚魚は卵から栄養を受け取り成長するため、体が大きくなるにつれてお腹の卵は小さくなっていきます。約1か月で3センチほどの稚魚に育ちました。
そして11日、いよいよ放流です。
児童は
「1か月間育ってくれたので、少しさびしいです」
子どもたちはコップに入ったアマゴにそれぞれ声をかけながら地元の芦川に放していきました。
「大きく元気に育ってね」
児童は
「大きく育って家族ができて、子どもを産んでほしい」
放流したアマゴは来年冬ごろには15センチほどの大きさに成長するということです。