不審者情報が急増 1か月で117件「屋根の修理」や「貴金属買い取り」警戒強める 山梨
首都圏を中心に強盗事件が相次いでいる中、県内では訪問業者を装った不審者情報が急増。この1か月で19の市と町で117件に上り、警察は警戒を強めています。
8月以降、首都圏を中心に相次いでいる強盗事件では、実行したグループが事前にリフォームなどの飛び込み営業を装って住宅に上がり込み、「下見」していた疑いも浮上しています。
こうした中、県内でも各地で住宅を訪れる不審者情報が相次いでいます。県警によりますと、確認された不審者情報は10月11日以降、県内19市町で117件。最も多いのが上野原市の22件、次いで甲府市が21件、笛吹市が11件などとなっています。
形態は「屋根の修理業者」が29件、「貴金属の買い取り業者」が12件などとなっていて、配線工事や水回りの点検を装って住宅に上がろうとするケースもあったといいます。
警察は不審な訪問者にはインターホン越しやドアチェーンを掛けて対応するなどして、不用意に住宅内に入れないよう注意を呼びかけています。