日本三大祭りのひとつ、大阪の「天神祭」は、25日がクライマックスです。今年も、多くの人の熱気で盛り上がっているようです。中継でお伝えします。
（報告：瀬川裕大記者）

　お祭りムードいっぱいの大阪天満宮からお伝えします。24日の「宵宮」から続いている天神祭ですが、2日目の今日は祭りの目玉、「本宮」を迎えています。

　25日も非常に蒸し暑い一日になりました。大阪市のこの日の最高気温は34.5℃。大阪天満宮周辺は、人でごった返していまして、気温以上の熱気を感じる印象を受けます。私もはっぴを着てお祭り気分を味わいたいと思います。

　午後3時半ころから、「陸渡御（りくとぎょ）」と呼ばれる神事が始まっています。大行列が大阪天満宮を出て大阪の街を練り歩きます。

　そして、こちらにきらびやかな神輿が２基あります。
　こちらが鳳神輿で豪華絢爛な装飾があしらわれています。そして、隣にあるのが、玉神輿です。この後、大阪天満宮を出発して、なにわの街に繰り出していきます。

　そして今年から、関西の学生有志がインターネット上で寄付を募る「クラウドファンディング」も実施しているそうです。集められた寄付金は、会場の警備費にあてられるということです。

　学生たちの力にも支えられて開催されている天神祭なんですが、この一行は、大阪市内を練り歩いた後、午後6時ごろから始まる予定の「船渡御」に向けて、大川の方に向かっていきます。

　そして午後7時半頃からは、約3000発の「奉納花火」が大阪の夜空を彩る予定です。