兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを巡る問題で、19日の県議会で、全ての会派が共同で不信任案を提出する方針を固めました。

　牧野天稀 記者
「各会派の代表が集まり始めました。これから議会初日の対応が協議されます」

　17日午後、兵庫県議会の5つの会派の代表らは非公式の会合を開き、19日の県議会初日に全ての会派が共同で、斎藤知事の「不信任決議案」を提出することを決めました。

　不信任案は当日採決が行われ、3分の2以上の議員が出席し、4分の3以上の賛成で可決されますが、これまでに県議全員が知事の辞職を求めていて、可決される見通しです。

　可決された場合、知事は「辞職」か「議会の解散」かを迫られますが、知事は17日、報道陣に対し…。

　兵庫県の斎藤元彦 知事
　「不信任案ということになってくれば、自分自身がどう対応するかということは、私自身がしっかり考えて決めていく」

　続投の意思を示したうえで、議会の解散の可能性を否定しませんでした。

　知事の判断に注目が集まる県議会本会議は、19日午前11時に開会します。