大阪府豊中市の公園で男性に集団で暴行を加えて殺害しようとしたとして少年3人が逮捕された事件で、少年らと男性が一緒に公園に来ていたことがわかりました。

　逮捕された16歳から19歳の少年3人は、18日夜、豊中市内の公園で、22歳の男性の頭を足で蹴るなどして、殺害しようとした疑いがもたれています。男性は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。

　少年らと男性は、大阪・道頓堀のいわゆる「グリ下」で出会った仲間だということですが、捜査関係者への取材で、公園には一緒に来ていたことが新たにわかりました。

　付近の防犯カメラの映像などから、少年らと男性は1時間ほど公園にいて、その間に男性に暴行したとみられ、警察は何らかのトラブルがあったとみて調べるとともに、ほかにも公園にいた男女数人の行方を追っています。