「大変ショックを受けている。他人を誹謗中傷してはならない」元兵庫県議の死亡を受け、斎藤知事が語る
兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調べる百条委員会の委員だった元兵庫県議が死亡したことについて、斎藤知事が20日、取材に応じ「大変ショックを受けている」などと話しました。
18日、元兵庫県議で百条委員会の委員を務めていた竹内英明さん(50)が自宅でぐったりしているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。自殺とみられています。
関係者によりますと、竹内さんは昨年の知事選以降、SNSなどで誹謗中傷を受け、議員を辞職。その後も誹謗中傷について周囲に相談していました。
斎藤知事は20日午前、取材に応じ、受け止めを語りました。
兵庫県・斎藤元彦知事
「第一報を聞いて大変ショックでした。他人を誹謗中傷、傷つけるという行為はしてはならない行為だと思います」
また、NHK党の立花孝志党首は19日、SNSなどで竹内元県議が20日にも警察に逮捕される予定だったとしたうえで、「逮捕を苦に命を絶った」などと発信していましたが、捜査関係者によりますと、捜査対象にはなっておらず、逮捕予定もなかったということです。