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聖武天皇愛用の「肘おき」や世界で唯一の鏡など57件の宝物「正倉院展」26日開幕 奈良国立博物館

2024年10月25日 12:07
聖武天皇愛用の「肘おき」や世界で唯一の鏡など57件の宝物「正倉院展」26日開幕 奈良国立博物館

 奈良国立博物館で「正倉院展」が26日開幕するのを前に、報道陣に出展される宝物が公開されました。

 正倉院の宝物は約1300年前の奈良時代、東大寺の大仏を作ったことでも有名な聖武天皇が愛用した品を納めたのが始まりとされ、約9000にのぼる宝物のうち一部が、毎年秋に「正倉院展」で公開されます。

 今年はこの時代の物としては、世界で唯一の七宝(しっぽう)の鏡や、聖武天皇が愛用したとみられる「肘(ひじ)おき」など57件が出展されています。

 会場には当時の材料や技法を研究して製作した「再現模造品」も展示されていて、製作過程を通じて新たに判明した研究成果も公開されています。

 第76回正倉院展は26日から11月11日まで開催されます。

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