3月20日、いよいよメジャー開幕戦を迎えるドジャース。“大谷フィーバー”がますます過熱する中、18日には大谷翔平選手の妻・真美子さんが試合を観戦する姿が目撃されました。“メジャーリーガーの妻”は、遠征先でどんな過ごし方をしているのか？メジャー球団の“桁違いのサポート”とは？元メジャーリーガー・岡島秀樹氏の妻でフリーアナウンサー、栗原由佳さんの解説です。

Q.『開幕戦はプロ野球選手にとってのお正月』とも言いますが、メジャーはどんな感じでしたか？
(元メジャーリーガー・岡島秀樹氏の妻　栗原由佳さん)
「お祭りというか『いよいよ始まった！』という感じで、奥さんたちも勢ぞろいで応援するのが当たり前といった雰囲気でした」

Q. ドジャースが公式に『大谷選手と妻・真美子さんとのツーショット』を折に触れて紹介していますが、いずれ選手の妻の集まりなどもあるので、こういうふうに発表されたほうが真美子さんにとっても良いですよね？
(栗原さん)
「ずっと隠そうとしても難しいと思いますし、奥さまが安全に安心して暮らせることが、大谷選手の安心感と頑張りに繋がると思います。『チームの一員として、チームが守ってあげるからね』ということの表れではないかと思いました」

Q.メジャーの球場には、子どもを見てもらえる部屋や食事できる部屋など、家族のための施設が充実しているんですよね？
(栗原さん)
「そうです。奥さんや子どもたちも、球場で生活しているぐらいの勢いで、選手と同じ頻度で球場に行くのが当たり前になっていました。『家族もチームの一員』ということで、チーム全体が家族のサポートもしてくれますし、『家族が参加して楽しみ良い時間を過ごすことが、選手のパフォーマンスに繋がる』と、万事そういった感じでした」

Q.今回の韓国遠征でも、『観光に行きたい人』『ショッピングに行きたい人』『球場に行きたい人』など、それぞれに球団がコースを用意していると思いますか？
(栗原さん)
「『試合は、みんな観に行こうね』とはなっていると思いますが、助けてくれると思います。2008年に日本で開幕したときも、レッドソックスの選手や家族は『日帰りで京都に行ってランチして来た』と言っていたり、私と岡島が主催して球宴のピッチャーたちを集めてディナーパーティーをやらせてもらったりなど、短い時間を縫って日本の観光地に行っておいしいものを食べていました。選手も家族もこの機会を目一杯楽しもうとしているのを、すごく感じました」

Q.アウェーに行く際、アメリカ国内でも東海岸と西海岸では時差もありますが、ついて行く妻は多いですか？
(栗原さん)
「ついて行く方が多いです。お子さんがいてもシッターなどに預けて、泊まりになってもついて行くという方もいらっしゃいます。本当に“カップル・ファースト”という感じで、『ハッピーワイフ・ハッピーライフ』、とにかく『奥さんが楽しく元気にいてくれることが、選手にとっても大切』というのは、すごく感じました」

Q.メジャーリーガーとはいえマイナーに移籍するかもしれないですし、楽しんでいるように見えて、実は妻も勝負していますよね？
(栗原さん)
「本当に、明日クビになるかもしれない中でいるというのは一緒なので、『この瞬間を目一杯応援するし味わう』ということに、全部が詰まっています」

(「情報ライブ ミヤネ屋」2024年3月19日放送)