レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所持するポケットベルが17日、一斉に爆発し、1000人を超えるけが人が出ています。

中東のテレビ局アルジャジーラによりますと、首都ベイルート近郊やレバノン南部でヒズボラの戦闘員らが持っていた通信機器のポケットベルが一斉に爆発したということです。

イランのメディアはイランの駐レバノン大使がこの爆発でけがをしたと伝えています。

このポケットベルはヒズボラの戦闘員らの間で連絡手段として使われていたものだということです。

ヒズボラは去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃以降、ハマスに連帯してイスラエル北部を攻撃するなど、緊張が高まっていました。