兵庫県警は26日、20代の巡査の男が、18歳未満の少女と知りながらみだらな行為に及んだ疑いで書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。

　兵庫県警によりますと、県内の警察署に勤務する男性巡査（24）は、今年4月ごろから6月までの間、大阪府内のラブホテルや被害者の少女の自宅などで、18未満と知りながら、複数回にわたって性行為に及んだ疑いがもたれています。

　少女が別の事件で警察に相談した際、スマートフォンに記録が残っていたことから、行為が発覚。巡査は勤務中にも少女とやりとりをしていたということです。

　警察の聞き取りに対し、巡査は「相手方に迷惑をかけたので謝りたい」と反省を述べるているということです。

　兵庫県警は26日付で、巡査を大阪府の青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検し、停職6か月の懲戒処分にしました。

　また、兵庫県警は別の26歳の男性巡査について、許可を得ずに飲食店で副業し53万円の収入を得ていたほか、警察署内で上司の机から現金3万円を盗んだとして、停職1か月の懲戒処分にしました。