「申し訳ありませんでした」近大剣道部員暴行死、被告の元部員が起訴内容認める 検察「動機は短絡的」
近畿大学の剣道部で男子部員を暴行し、死亡させた罪に問われている元部員の男の裁判員裁判が18日始まり、男は起訴内容を認めました。
元近畿大学剣道部の林陽暉被告(22)は去年10月、東大阪市内で同じ剣道部に所属する男子大学生に暴行を加え、死亡させた罪に問われています。
林被告と死亡した学生は事件の直前、飲食店で酒を飲んでいて、店を出た後ケンカになったということです。
この日、大阪地裁で始まった裁判員裁判で、林被告は「間違いありません、申し訳ありませんでした」と起訴内容を認めました。一方、検察側は「林被告は周りに止められても詰め寄って暴行を加えていて、動機は短絡的だ」と指摘しました。
判決は今月29日に言い渡されます。