×

【最強寒波】神社の階段やバス停も見えず…続く大雪 鹿児島出身の記者もビックリ「特別豪雪地帯」滋賀・長浜市は? 最新情報

2025年1月10日 17:20
【最強寒波】神社の階段やバス停も見えず…続く大雪 鹿児島出身の記者もビックリ「特別豪雪地帯」滋賀・長浜市は? 最新情報

 今シーズン最も強い寒気が流れ込んだ影響で、近畿北部では9日から大雪となっています。滋賀県長浜市から現在の様子をお伝えします。(取材・報告=切通大雅 記者)

 滋賀県長浜市の余呉町に来ています。昨日も同じ場所で中継させていただいたんですが、きのうの大雪から一時、雪が止むこともありましたが、今度は粒が大きなあられが降ってくることがあり、ときおり顔にあたって痛みを感じることもありました。

 こちらは地元の神社で、神社の前に階段があったというんですが、雪が積もっていて、どこからが階段かわからなくなっています。
 まるでスキー場のゲレンデのようになっています。
 この雪を持ってみると、このようにかたまりで持つことができて、重みを感じます。

 こちら、正面を見ると、雪の壁がありますが、道路の雪をかきわけたものとみられますが、この奥にきのうの中継ではバス停が見えていましたが、それがすっかり見えなくなっています。
 一晩でこれだけの雪が積もったということがよくわかると思います。

 長浜市では、きょう午前8時の時点で24センチの積雪が確認されていまして、昨日ひと晩でこれだけ雪の高さが増したということなんですね。

 私は鹿児島出身で、雪景色をあまり見たことなかったんですが、この雪の積もり方、本当にびっくりし、これまでの人生にないくらいの景色を見ている気持ちになっています。

 この界隈を取材していると、屋根や木々から雪が落ちていく様子が見られました。降り続いた雪の重みで倒れた木があるなど、大雪の影響を感じました。

 実は長浜市は、降雪量が特に多いことから、近畿で唯一「特別豪雪地帯」に指定されています。この集落に80年近く住んでいるという女性に話を伺うと「きのうはいつもよりも多く降った。離れて暮らしている子どもから心配する電話があった」などとおっしゃっていました。

 このあと雪が止んだとしても、地面はぬかるんだ状況が続いていて、外出の際には注意が必要です。寒波の影響はいつまで続くのでしょうか?

最終更新日:2025年1月10日 17:34
読売テレビのニュース