いよいよ来週に迫ったクリスマス！ですが、楽しみにしていたクリスマスケーキがまさかの状態で届きました。

　クリスマスまで、あと1週間！
　待ちに待ったこの日を前に、とんでもない事態が…。

　ケーキ購入者
「衝撃すぎて、えっ？て一瞬固まったんですけど。かなりビックリはしたんですけれども」

　箱の中で、真っ逆さまになったケーキ。マカロンやチョコレートなどのデコレーションも崩れた状態で届きました。

　このケーキを販売したのは、滋賀県に本社を置く総合スーパーの「平和堂」。

　歌手・西川貴教さんの楽曲『WHITE BREATH』とコラボした特別なケーキで、380個が販売されました。

　13日に冷凍した状態での配送が始まると、購入者から 崩れていることを知らせる問い合わせが100件ほど寄せられました。

　西川さんの大ファンで、コラボケーキを買った女性はすぐに再配送を依頼。すると、緩衝材が敷き詰められ、頑丈に固定された綺麗なケーキを受け取ることができました。

　ケーキ購入者
「丁寧に謝罪もいただいて、対応もスムーズだったので、衝撃はあったんですけど、不快な気持ちにはならなくて」

　クリスマスケーキをめぐっては、2023年にも、高島屋でケーキの一部が破損した状態で届いたという報告が相次ぐなど、近年、トラブルが多発しています。

　なぜ、こうしたトラブルが起きてしまうのでしょうか。

　ケーキ配送に詳しい牛沢昭宣さん
「宅配を利用する安い運賃で配送する構造的な限界なのかなとは思います。いろいろな人の手が間に入るものですから、その荷物だけ気を付けるということは難しい」

　平和堂は、購入者に対し、商品の交換や返金を進めるとともに、配送時には、ケーキが入っていると明確にわかるシールを箱に貼るなどして、再発防止に努めるとしています。