来年開幕する大阪・関西万博への機運を高めようと、会場のシンボルとなる「大屋根リング」などを見学できる一般向けのツアーが行われました。

　万博協会などが行ったツアーには、事前に応募した人や大阪府内の中・高校生など２００人ほどが参加。バスで会場内を見学した後、世界最大級の木造建築物となる大屋根リングに上り、大阪府の吉村洋文知事らから、建設状況などについて説明を受けました。

　参加者
　「最初にバスでリングの下を通った時、迫力があった」
　「（大屋根リングは）すごい規模感で眺望性がいいので、１年後の万博が楽しみ」

　万博の前売り券の販売枚数は、現状、約３００万枚と目標の２割程度に留まっています。万博協会などは、今後も見学ツアーを行う予定で、こうした取り組みをきっかけに、機運を高めたいとしています。