坂本龍馬ゆかりの京都の観光地で大麻を密売していたなどとして、密売グループの男らが逮捕されました。

　藤枝望音 記者
「こちらの坂本龍馬襲撃にちなんで名づけられた通りの一角が、大麻の密売場所の一つだったとみられています」

　警察によりますと、大麻の密売が行われていたのは、京都市伏見区にある観光地「竜馬通り商店街」にある衣料品店で、近所の人から大麻の臭いや夜間の騒音に対して苦情があり発覚しました。

　警察は4日までに大麻密売グループの幹部・小泉紳一朗容疑者（40）と指示役の上原裕介容疑者（40）、それから密売人の男ら5人を、自宅で大麻を隠し持っていた疑いなどで逮捕しました。
　上原容疑者がSNSなどで密売人を勧誘し、そのうち1人が「竜馬通り」で密売していたとみられていて、警察はグループの実態の解明を進めています。