“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性に致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告（28）。2日目の裁判で、検察側が証拠として示したのが友人らの供述です―。

　検察側は、須藤被告が事件後、高校時代の友人らのSNSグループに「財産をくれるから結婚した」などのメッセージを送っていたと指摘しました。また、友人たちに口止めをしていたとも主張。

　友人に送ったメッセージ
「和歌山県警が北海道に上陸したらしい。何か聞かれても詳しく答えないように」（高校時代の友人）
「LINEの内容やメッセージを見せるよう言われても、拒否で」（高校時代の友人）
「（SNSから）さきの写っている写真を消してほしい」（専門学校時代の友人）

　13日午後からは証人尋問も始まった、この日の裁判。事件のいきさつはどこまで明らかになるのでしょうか。