「安全安心で走行できるような道路整備を」1人死亡の土砂崩れから1年、犠牲者を追悼 奈良・下北山村
奈良県下北山村で男性1人が死亡した土砂崩れから1年となる23日、関係者らが黙とうをささげ、犠牲者を追悼しました。
昨年12月、下北山村の国道で道路わきの斜面が崩れ、車ごと巻き込まれた和歌山県に住む当時75歳の男性が死亡しました。この土砂崩れから1年となるこの日、現場では下北山村の村長や、県の職員らが黙とうを捧げ、犠牲者を追悼しました。
奈良県下北山村・南正文 村長
「山間の道路は崩落事故などがたくさん発生しますので、(国や県には)安全安心で走行できるような、道路整備に努めてもらえればありがたい」
現場は仮設の橋で通行できるようになっていますが、本格的な復旧工事としてトンネルが掘られる計画で、5年後の開通を目指し、国が用地買収を進めています。
最終更新日:2024年12月23日 12:37