「餃子の王将」社長殺害から11年 「なぜ命まで奪う必要があったのか」遺族が訴え 裁判のメド立たず
「餃子(ぎょうざ)の王将」を展開する会社の社長が殺害された事件から11年が経ち、遺族は「なぜ命まで奪う必要があったのか」と訴えました。
19日朝、事件が起きた「王将フードサービス」の本社前には花が供えられ、手を合わせる人の姿もありました。
11年前のきょう、当時社長だった大東隆行さん(当時72)が拳銃で撃たれ、殺害されました。
大東さんの長男はコメントを発表し、「次第に父や事件のことを忘れられ風化していくことに対し、とても寂しく不安な思いをする日が、より多くなりました」としたうえで、「なぜ命まで奪う必要があったのか」と訴えました。
殺人などの罪で2022年に起訴された、特定危険指定暴力団・工藤会系の幹部、田中幸雄被告(58)の裁判が始まるメドは立っていません。
最終更新日:2024年12月19日 12:17