【万博】連日”想定外”が続出「リュックに爆弾がある」200人が避難 大屋根リングに一時入場規制も
万博開幕から3日目。会場の今の様子を中継でお伝えします。(取材・報告=平田博一記者)
最寄りの夢洲(ゆめしま)駅に近い東ゲートからお伝えします。
13日は、この時間帯、帰宅しようとする人が多く駆けつけまして、この辺り大変混雑をしていたんですけれども、15日は、特段大きな混乱は見受けられません。
ただ、天候が非常に不安定で、つい先ほど少し雨が降り始めてきました。晴れ間があるタイミングもあったんですけれども、雨が降ったり止んだりと、非常に不安定な状況が続いているというような状況です。
午後3時頃、雷雲が近づいてきているということで、後ろにありますシンボルの大屋根リングの上側には、立ち入らないように制限する呼びかけがありました。
ただ、つい先ほど立ち入り制限を解除するというアナウンスがありまして、立ち入ることができるようになったという、非常に流動的な状況の中、会場の運営が続けられています。
そして14日、西側にある入場ゲートでも、男が「リュックに爆弾がある」などと話したことで立ち入りが禁止され、一時、騒然とする場面がありました。
警察によりますと、大阪府高槻市に住む無職の80歳の男が、14日午前11時過ぎ、手荷物検査を受けた際、「リュックサックの中に爆弾あるんや」などと話したということで、リュックサックに危険物は入っていませんでしたが、安全確認のため、30分ほどゲートの一部が封鎖されました。
周りにいた約200人の来場客が避難することになり、男は業務を妨害した疑いで逮捕されました。調べに対し、「万博ファンでテンションが上がり、遊び半分の気持ちで言った。運営を邪魔するつもりはなかった」と話し、容疑を一部否認しているということです。
非常に天候が不安定な状態が続いていまして、今後も一部の場所で立ち入り制限が発生したり、またイベントが中止になったりする可能性もあります。最新の情報に十分お気を付けください。