切られてしまった「龍のしっぽ」。近くのカニに拾われ、17日から限定公開されています。

　山本真帆 記者
「8月に切られてしまった金龍ラーメンの龍のしっぽ。実はこのしっぽは、近所に住むカニが拾ってくれたんです」

　金龍ラーメン道頓堀店では、長年、龍の立体看板が店のシンボルとして親しまれてきましたが、「しっぽ」の部分が隣接する土地にはみ出しているとして、土地を所有する会社が撤去を求め、8月、切断されていました。

　このしっぽについて、近くに店を構えるカニ料理店が、「店の看板のカニがしっぽを拾った」として、17日から期間限定で特別展示しています。

　街の人
「違うところに行ってたんですけど…“（しっぽを）カニが持っているらしいで！”って聞いて戻ってきました。（娘は）まだ悲しいみたいで…悲しいなぁ？」
「うん」
（Q:カニがしっぽを持っていったみたいだけど？）
「怖かった」

　街の人
「うまいこと考えましたね」

　街の人
「『そんな、オチ！？』と…“転んでもタダでは起きひんで！”というね。関西人が見ても衝撃やと思う。『うわー！！』って」

　しっぽを切られてしまった龍は、16日までは「くやし涙」を流していましたが、17日からは「うれし涙」に変わっているということです。