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サッカーJ1浦和 暴力行為をした来場者に無期限入場禁止の処分発表...違反者は2時間以上も“念書の記入を拒否” 鹿島もHPで声明

2025年3月21日 7:11
サッカーJ1浦和 暴力行為をした来場者に無期限入場禁止の処分発表...違反者は2時間以上も“念書の記入を拒否” 鹿島もHPで声明
3月16日に敵地での鹿島戦に臨んだ浦和(写真:日刊スポーツ/アフロ)
サッカーJ1リーグの浦和レッズは21日、公式ホームページで来場者の違反行為について処分を発表しました。

3月16日(日)、県立カシマサッカースタジアムにて開催されたJ1第6節の鹿島アントラーズ戦で来場者による試合運営管理規定違反行為が発生。警備員および弊クラブスタッフを突き飛ばした暴力行為が行われたとのことです。

処分対象行為に及んだ者1名は、無期限入場禁止と発表。国内外を問わない、16日(日)以降に行われる浦和レッズ、浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーが出場する全ての試合と発表されています。

また処分決定までの経緯も説明。試合終了後にビジターサポーターエリアにおいて処分対象者による処分対象行為が発生し、同日中に両クラブの運営担当者、警備員、鹿嶋警察署員により処分対象者に対する対面での事情聴取を実施。処分対象者は口頭で処分対象行為を認めたため、「浦和レッドダイヤモンズサッカー試合運営管理規定」並びに「Jリーグ試合運営罰則規定」との照合を行い、無期限入場禁止処分を決定しました。

しかし、処分対象者は2時間以上にわたり、処分決定に関する念書の記入を拒否。処分対象者の発言や態度から、日を改めた事情聴取に応じる意思が確認できなかったため、両クラブ代表者連名による両クラブ出場試合への無期限入場禁止処分の通告に至っているとのことです。

また鹿島の公式ホームページで同内容を発表。浦和側は「浦和レッズは引き続き、違反行為発生防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正かつ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」とつづり、鹿島側は「クラブとしては今後、セキュリティ体制強化や観戦ルール周知を再徹底するとともに、サポーターの皆様におかれましては、観戦ルールを順守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と声明を出しています。
最終更新日:2025年3月21日 7:11
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