WBC第1次ラウンドを4戦全勝で突破した侍ジャパン。近藤健介選手が14日、取材に応じました。

第1次ラウンドすべての試合に2番で先発出場している近藤健介選手。「メンバー発表の時はここまで試合に出られると思っていなかった。（鈴木）誠也の分もということでスタメンに使ってもらっているので、1、2番しっかり塁に出て3番の（大谷）翔平以降、点が入るように。それこそ打線と線になるように、円滑に進むように心掛けています」と自身の役割について話しました。

ここまで出塁率6割を誇る近藤選手ですが、「得点も入っていますし、いい感じで来ているかなと思いますが、これからは一発勝負になってくるので、ここまで点が入るとも思わない。1イニング1イニング、1打席1打席たたみかけられればいいと思います」と話しました。

WBCでは初対戦の投手も多いため、「1打席目にどうしても受け身になってしまったり、ボールを見てしまうところがある」と話した近藤選手。「1打席目から勝負できるように準々決勝やっていきたい」と打席での意識を明かしました。

2番近藤選手の前に打席を打つラーズ・ヌートバー選手とは、「あまり英語はしゃべれない」という近藤選手ですが、ジェスチャーなどを用いてコミュニケーションを取っているとのこと。

ヌートバー選手について、「アグレッシブですし、日本の野球に慣れようとこの短期間でコミュニケーションも自ら取ってくれている。チームを明るくしてもらっているので、本当に助かっています」とコメントしました。

16日のイタリアとの準々決勝に向けては、「4連勝していい形で来ていますし、本当に雰囲気もベンチも明るくやっているので、このままの勢いで頑張りたい」と意気込みました。