ラグビーW杯 南アフリカが3度目の優勝
44日間にわたり、熱戦が繰り広げられたラグビーワールドカップ2019・日本大会。決勝で南アフリカがイングランドを破り、史上最多に並ぶ3度目の優勝を果たした。
7万人を超えるファンが詰めかけた、イングランド対南アフリカの決勝戦。共に優勝経験があるチーム同士の対決は前半、南アフリカのポラード選手が4本のペナルティーゴールを決め、南アフリカが12対6とリードする。
後半も両チーム2本ずつペナルティーゴールを奪い、接戦となるが、迎えた26分、南アフリカのマピンピ選手がこの試合初のトライを決め、23対12と大きくリードを広げる。
負けられないイングランドも反撃。しかし、南アフリカが鉄壁のディフェンスで、得点を許さない。すると、後半34分、南アフリカのコルビ選手がキレのあるステップで相手をかわしトライ。南アフリカが優勝に大きく近づく。
そして、80分が経過し、ノーサイド。32対12でイングランドに快勝し、3大会ぶりの世界一に輝いた南アフリカ。ニュージーランドと並ぶ史上最多・3度目の優勝を果たした。
史上初のアジア開催となったラグビーワールドカップ日本大会。4年後に行われる次の大会はフランスで開催される。