【中日】9回までリードもサヨナラ負けで3連敗 試合終了まで残り1アウトで試合を振り出しに戻される
9回まで1点リードを守った中日は、「試合終了まで残り1アウト」で試合を振り出しに戻されると、延長戦でサヨナラ負け。同一カード3連敗となりました。このカード初戦でも中日はサヨナラ負けを喫しています。
中日は初回、ピッチャー強襲の打球で出塁を許すと、2アウト2塁で迎えたDeNA・牧秀悟選手にタイムリーを浴び、先制点を許します。
しかし、4回。1アウト1、2塁で打席に向かった高橋周平選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち、試合を振り出しに戻します。高橋選手に打点がついたのは、6月13日の日本ハム戦以来となりました。この勢いのままに、2アウト1、3塁で石橋康太選手がセーフティスクイズを決め、ランナーがホームに生還。中日は1点リードと勝ち越します。
さらなる追加点が欲しい中日打線は、幾度となく得点圏にランナーを進めるもあと一歩が及びません。わずか1点のみのリードを守る中日は、守備で好プレーを披露。7回に、ロドリゲス選手が打球をグラブの先で掴んでそのままグラブトス。2塁ベースを踏んだ板山祐太郎選手が捕球しアウトとすると、すぐさま送球。ギリギリで一塁もアウトとし、華麗なダブルプレーで、相手打線にも追加点を与えません。
しかし、9回にマウンドに上がった守護神・マルティネス投手が、2アウトからDeNA4番牧秀悟選手にまさかのタイムリー安打を浴び同点。ゲームセットまで残り1アウトとしたところで、牧選手からフェンス直撃のタイムリーを放たれ、試合を振り出しに戻されます。
このまま試合は延長戦に突入し、決着がついたのは10回。マウンドに上がった齋藤綱記投手が、先頭打者にフェンス直撃の2塁打を浴びると、バントでランナーを進められ、元チームメイトの京田陽太選手に初のサヨナラタイムリーを許し、サヨナラ負け。同一カード3連敗を喫しました。