5日、ブラジル戦を翌日に控え、サッカー日本代表の吉田麻也選手がオンライン取材に答えました。

ブラジルとの対戦成績は12戦10敗2分と大きく負け越していて、さらに直近5試合はすべて3失点以上を喫しています。

「特に早い段階で点を取られるケースが多くて、前半で試合が決着してしまうという試合が多かったので、(W杯)本大会もそうですけど、大事なのはこういうチームにどれだけ0-0の時間を長くするかが大事で、それを粘り強くして、仮に0-1になったとしても、踏ん張ってなんとか1点をもぎとって勝ち点1を奪い取るっていうサッカーもしないといけないし、本大会を見据えて現実的なサッカーをできるかっていうのが大事」と話しました。

ワールドカップ開幕まで半年となる中、注目度の高いブラジル戦ですが、前回のパラグアイ戦でW杯への盛りあがり方にギャップを感じたと言います。

「僕はブラジルと対戦が決まってから、たくさんの人にチケット頼まれて。盛り上がってるのかなと個人的には思ったんですけど、この間の札幌(パラグアイ戦)の試合を見て、チケットが売れ残ってるのを知って、自分の感覚と違ったなというのがあって、だからこそ、自分たちの露出を増やさないといけないと思っています」

そのため、20代前半の選手たちには、オフで多くの媒体に出てほしいと伝えた吉田選手。

「ピッチ外のことなので、できる範囲のことをしないといけないと思っているんですけど、もちろんサッカーで結果を出すのが当たり前ですけど、それにプラスアルファ露出を増やす。民放でサッカーがあんまり放送されなくなっている現実を受け止めて、一人ひとりできることをやるべき。選手ができることはそれぐらい」とサッカー人気継続のため、メディア露出の大切さを語りました。