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卓球男子が初戦勝利「もっとレベル上がる」

2021年8月2日 15:30

東京五輪の卓球男子団体1回戦に張本智和選手、水谷隼選手、丹羽孝希選手が出場。オーストラリアを3連勝で下し準々決勝進出を決めました。試合後、張本智和選手は「明日からはもっとレベルがあがるので勝てるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

◆東京五輪・大会11日目、8月2日、卓球男子団体1回戦、東京体育館

東京五輪の卓球男子団体1回戦に張本智和選手、水谷隼選手、丹羽孝希選手が登場。オーストラリアと対戦しました。

前回のリオ五輪でこの種目銀メダルの日本。第1試合のダブルスでペアを組んだのはともに左利きの丹羽選手と水谷選手。息の合ったコンビプレーなどで相手を寄せ付けずストレート勝ち。

続く第2試合のシングルスは張本選手で、個人では4回戦敗退に終わり団体戦で雪辱を果たすべく気合い十分。相手を圧倒しこちらもストレート勝ちを納めました。

そして第3試合のシングルス。伊藤美誠選手との混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷選手が安定のプレーでストレート勝ちし、日本は3連勝で準々決勝進出を決めました。

3日の準々決勝で日本は、スウェーデンと対戦します。

以下、3選手のインタビュー

◆張本智和選手

――エースポジションを任された団体戦だったが「今日はストレート(勝ち)だったが明日からはもっとレベルがあがるのでそこでも勝てるように頑張りたい」

――どんなプレーをしたい
「シングルスでは出来なかったようなプレーを団体戦でできれば」

◆水谷隼選手

――団体戦の初戦、振り返って「ミックスダブルス優勝してから少し時間がたったが、きょうはみんなストレート勝ちで非常にいい入りができた」

――水谷選手にとって集大成ともいえるこの五輪。団体戦が総決算になるが
「1本1本のプレーをとにかく大事にしていきたい。かみしめながらプレーしたい」

――明日の準決勝に向けて
「明日は非常に厳しい戦いになると思うがチーム一丸となって倒したい」

◆丹羽孝希選手

――左利き同士の珍しいダブルス見事な勝利
「練習はたくさん積んできたが試合は1,2年ぶりぐらいなので少し不安もあったがいいプレーが出来た」

――シングルスでの悔しさ団体戦でぶつけていけそうか
「シングルス終わってから5日間ぐらいあいたので切り替えて団体戦でベストを尽くしたい」


写真:YUTAKA/アフロスポーツ