田中史朗 小学生へ3つの教え
2019年ラグビーW杯日本代表の田中史朗選手(36)が10日、埼玉県幸手市立さくら小学校を訪れ、特別講演並びにラグビーの体験授業を行いました。
参加したのは3、4年生の156人の児童。ラグビー体験授業では、ラグビーボールを使ったパス競争やキックされたボールをキャッチしたりしました。
そして特別講演で田中選手は、児童たちに自身の経験から、3つの大切なことを話しました。
1つ目は、英語を勉強する重要さ。
「海外のラグビーチームに行ったときあまり英語が出来なくて、コミュニケーションが取れずしんどい思いをした。だからみんな(児童)にはしっかり英語を勉強して世界の皆と仲良くなってほしい。自分の可能性を広げてほしい」
2つ目に田中選手が話したのは、アピールすることの大切さ。
「しっかり自分の思ったこと、考えていることを周りの人に伝えることをアピールといいます。苦手なこともあると思うけど、それをいやと思うのではなくて、克服しようと毎日を生きていってほしい」
最後3つ目には、「人生は楽しい方が良いから楽しくなるにはどうしたらいいだろうと考えてほしい。常に何でも楽しんで。」と“楽しく考える”ことを熱い気持ちで伝えました。