ラグビー日本代表 世界3位の豪州に惜敗
◇リポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表 対 オーストラリア代表(23日、大分市・昭和電工ドーム大分)
世界ランク3位、オーストラリアとの一戦。
前半2トライを決められ、3-14とリードされた日本ですが、26分には、松田力也選手がレメキ ロマノ ラヴァ選手へ絶妙なピンポイントパス。レメキ選手が相手2人をかわし、トライを決めます。
ペナルティーゴールなどで点を重ねた日本、前半13-17で折り返します。
しかし、後半2分、爆発的な推進力から“ターボ”の異名を持つオーストラリアのタニエラ・トゥポウ選手に強行突破され、13―22。
さらに7分、レメキ選手が危険なタックルで10分間退場の処分に。
1人少ない中、中村亮土選手の鮮やかなインターセプトからのトライやスクラムで押し勝つなど光るプレーを見せた日本でしたが、世界3位の壁は高く、23-32で試合終了となりました。
試合後、姫野和樹選手は「勝てた試合だっただけに正直、悔しいですね」と一言。「宮崎合宿をしてたくさん苦しい思いをしてきたんで、勝てた試合を落とした悔しい気持ちがある」
久しぶりの観客を入れての試合には「すごく緊張しました。残り3試合、次はしっかり勝って、いい形でツアーを終われるようにチーム一丸になって頑張っていきたいなと思います」と話しました。